青森ひばの魅力

青森ヒバはヒノキ科アスナロ属の針葉樹です。和名はヒノキアスナロと言います。
青森ヒバは湿気に強く、腐れにくく、防虫効果に優れています。
古くから神社仏閣の土台として用いられ、中尊寺金色堂や弘前城にも使われているそうです。
青森ひばは秋田杉、木曽檜と並んで日本三大美林の一つに数えられています。

有効成分

青森ひばにはヒノキチオールが含まれています。ヒノキチオールは、化学的に非常に特異な7環構造をしたフェノール系の物質です。ヒノキチオール単体(純粋なヒノキチオール)では、白っぽい粉体で昇華性があります。

殺菌性に優れた成分で、水には溶けにくい有機化合物ですが、100ppm程度の低濃度でも多くの雑菌類やカビ類、ダニなどの増殖を抑える力があります。また、アトピー性皮膚炎の主な原因の一つである黄色ブドウ球菌を殺菌しながら、臭いも抑え「かゆみ」を緩和します。

人や動植物に対する毒性は無く、以前から化粧品や養毛剤に使われており、安心して使うことができます。青森ひば油由来の天然ヒノキチオールは、食品添加物(保存料)にも認可されております。

天然樹木精油の中で、ヒノキチオールは青森ひば油の中に最も多く含まれており、約1〜2%含まれています。

森林浴効果

青森ヒバに含まれるヒノキチオールやβドラブリンには、優れたリラックス効果があることが知られています。 森林浴で知られるように、森の中を散策するととても気持ちが落ち着いてきます。
同様に青森ひば油には日常生活の中でおこるストレスを緩和する働きがあります。
ネズミを使った実験では、電気ショックを与えられたストレス状態でエサを食べなくなったネズミに対して、青森ヒバ油を与えたところ、ストレスが緩和されてエサを食べるようになることが確認されています。

防虫効果

蚊、シロアリ、ダニ、ゴキブリなどを寄せ付けない効果があります。
シロアリに対する24時間後の致死量(LD50)は1.2mgであり、非常に効果的な殺菌活性が認められています。また、蚊やゴキブリに対する忌避効果、殺虫活性も確認されています。

消臭効果

青森ひば油のもっている抗菌性は、雑菌を繁殖させないことの他に、雑菌から出る悪臭を防ぐ効果を発揮します。また、青森ヒバ油を芳香剤として使えば、独特な木の香りにより後には心地よい青森ひばの香りが残ります。

殺菌効果

ヒノキチオールの毛髪への効果については、殺菌、消炎、細胞活性などが認められており、ヒノキチオール入りの養毛剤が市販され、医薬部外品として利用されています。

防腐剤としての効果

ヒノキチオールは平成元年には化学合成品以外の食品添加物として認可されました。

抗菌効果

ヒバ油に含まれるヒノキチオール等の成分にカビや腐敗菌に対して特に活性が高いこと、耐菌性の出現を許さないという特徴があります。黄色ブドウ球菌を例にとると、1リットル中に青森ヒバ油がわずか0.8g入っていれば黄色ブドウ球菌は近寄れないほどの効果を発揮します。さらに皮膚病の原因細菌及び糸状菌に対し、優れた抗菌性を示すため、化粧品中に調合され、医薬部外品として市販されています。
その他、ヒノキチオールは抗菌スペクトルが非常に高く、各種菌類に対する抗菌効果が見いだされており、各方面での利用が期待できます。

人体への無害性

大変強い抗菌作用を持ちながらヒノキチオールはあくまで安全な天然成分です。医療の分野においては(天然抗菌剤として院内感染防止・真菌性による皮膚疾患、水虫薬・アトピー治療薬・育毛剤)農業(養蜂・養鶏場・ゴルフ場グリーン管理)食品関係(防カビ剤・発芽抑制剤)、健康サンダル、食品の鮮度を保つ保鮮紙、化粧品、家電メーカーの加湿器やスチームアイロンのリネンウォーターなど多岐にわたり利用されてきています。